幸子のお気に入りの歌一覧
コタロー
春の野はカラフルなりし花盛り繪心あれば繪筆止まらず
4
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コタロー
ルリルリと囀る鳥に重なりてホーホケキョなる鶯の歌
4
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聴雨
忘れじの涙か花のゆくすゑを偲ぶか今朝の雨ぞ降りしく
12
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聴雨
ひと目惚れざざんざ織りの矢鱈縞襷掛けして夕餉の支度
13
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聴雨
よべの雨銀に散らして吹きわたる青むぎ畑の風あをき朝
16
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詠み人知らず
とてとてと 我がもの顔で 首元に翡翠光らせ 鳩様がゆく
12
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詠み人知らず
毎日の辞書の重みに 耐へかねて裂けしか チャリの前輪タイヤ
7
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詠み人知らず
文中の係り結びの 過ちに気付きて思ふ 成長したかも
8
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灰色猫
はらはらと桜花が描く曲線の舞ゆく先は初夏のてのひら
24
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詠み人知らず
休憩は 午後の紅茶を飲みながら万葉集読む 古語ティーきめる
9
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滝川昌之
気まぐれな猫のアクビと春の風 砂塵で車に並ぶ足あと
20
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詠み人知らず
病人のもとへ帰って草臥れたただいま、をいうひと 救われない
4
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KEN
灌佛會待たずに吹雪く花たちの散り散りの夢闇に迷へば
12
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石川順一
柿若葉ユスラ若葉にシークァーサー若葉もあって春の庭かな
11
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石川順一
「洪水」はギュンターグラスの詩であるが「ぼくらは雨がやむのを待っている」
12
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藍子
春の夜桜を襲う雹の玉蕾は負けず枝から落ちず
12
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藍子
卒業で終わった五年の片思い今でも胸のなかには活きてる
9
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千映
滝桜命を守る人々の英知千年ありがたきかな
14
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桜田 武
我が宿で冬を過ごせし蜘蛛外に春の陽浴びよと慈悲の心で
7
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桜田 武
真相は「訴追の恐れ」に阻まれて疑惑の雲湧き春の日暗し
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