詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
光る君古都の梅が枝琴弾けば言の葉もなく花散りしきる
17
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幸子
駆け込んだ駅のホームで買う水の旨き季節になりにけるかな
11
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詠み人知らず
手術まへ売店へ買ひもの指示されても患者本人しか他に人手なく
8
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コタロー
紺碧の空は廣がり澄み渡り地球を丸く包んでをりぬ
10
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コタロー
哺育園笑つて驅けるどの子にも天使のリングと翼が生える
9
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灰色猫
夏からのその封筒をひらけたら誰かの光になれたでしょうか
23
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滝川昌之
ほんのりとソメイヨシノの枝先は初めてひいたルージュ程度に
28
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へし切
春風に解くるものかは面影の人のこころにむすび込めては
26
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灰色猫
春でした桜色した封筒の中で舞い散る旅立ちでした
21
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河のほとり
花よりも夢路はかなきうたた寝の醒めて君亡き春の夕暮れ
20
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詠み人知らず
テキトーに作った歌と真剣に作った歌があまり変わらん
7
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横井 信
高くなる 陽射しと語る 通勤路 鳥はさえずる 早く良くなれ
12
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夢士
今宵また歌詠みきれず時の過ぐ春風吹きて言の葉の散る
16
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秋日好
三か月沈黙しようが忘られぬもののふの歌季を巡りて
17
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灰色猫
数万の歴史の果てに託された歌を託して死んでゆくんだ
22
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灰色猫
積もりゆく優しい雪に埋もれゆく眠るわたしに春はいらない
28
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コタロー
春一番薄きジャンパーふはり浮く遠き竹林ざわめくばかり
6
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コタロー
雀二羽チュンチュン餌を啄みて飛び去る時も二羽でチュンチュン
7
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コタロー
コンビニの朝は晝飯爭奪戰サンドイッチもおにぎりも無い
4
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ななかまど
思い出は少しさみしく帰りたり母の手入れしクリスマスローズ
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