詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
こつこつと毎日毎日積み上げた僕の牙城は美しいかな
20
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詠み人知らず
人の心もぐれば潜るほどプレッシャー 深海へ探査艇さながら
9
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詠み人知らず
日の本と名のれど入り陽きそひ合ふ名所もあまた極東の島
7
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光源氏
みをつくし海のまぎれに消えはつるわだつみのこゑ今も聞こゆる
14
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灰色猫
コンビニで憤怒している肉まんが激しく冬を主張している
21
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矢車菊
誰がために歌うのだらう うたびとは皆みづからが一行の詩
16
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矢車菊
昼の月は菜の花いろの夢の中まだ来ぬひとを待ちいるやうに
8
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矢車菊
音の粒集め束ねたピアノ譜はあなたのためのさくらのブーケ
14
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灰色猫
きれいだと君が言ってた菜の花を今年も春を染めてください
22
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秋日好
きみが呼ぶ吾の愛称は右手だけ打ててしまえる 左は何しよ?
11
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詠み人知らず
逃げ遅れ白む月影みやりつつ頬そめ出づる春は曙
10
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詠み人知らず
くしゃくしゃに丸めた過去を蹴られずに 続けたくないこのリフティング
13
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詠み人知らず
綿飴や焼きそばのにほひ ひらかれて集ふ花見に並ぶ椅子椅子
5
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詠み人知らず
重たげに花をつけ揺らし張り出した枝を童の肩ほどに下げ
12
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詠み人知らず
卵かけご飯を食べる夕飯を食べたあとだがかまわず食べる
4
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横井 信
あなたへと 伝えたい事 書きためた 言葉で埋まる 僕の本棚
11
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詠み人知らず
主治医には入院延長ことわった 腫瘍マーカーまた上がっても
10
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矢車菊
淡き影ゆらめく窓に歌といふカーテン越しのきみを求むる
17
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矢車菊
霞晴れてひかりのなかにあらはれし春の線路を辿りゆかうか
21
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矢車菊
ため息ひとつこぼれるように花ながれ誰かに会えるたしかな予感
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