詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
肝っ玉かあさんのようなジルが去るスノードロップ鉢上げ贈る
8
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秋日好
色付いたレンギョウの花見てしまう春の準備はまだまだなのに
13
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詠み人知らず
冷え込めば掛けて重ねて細き身や マットレスへと沈む寝姿
6
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詠み人知らず
虹色の勝利の羽が閉じていくせかいは確かにきらめいていた
11
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bletilla
穏やかな 朝の光に 包まれて 私が淹れた 珈琲どうぞ
9
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詠み人知らず
理由など無いまま好きと言われてもごめんねとしか返せなかった
9
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灰色猫
全力で主役を生きた十代が今でもわたしの背中を叩く
27
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灰色猫
違憲でもわたしはわたし旗を揚げ独立国を宣言します
12
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灰色猫
懇ろに弔いますね詠むことが叶わなかった季節の風を
17
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ねこめ
抵抗をしたら死ぬけど抵抗をしなかったから判決、無罪
6
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ねこめ
暗い道歩いてたから殺されてしまったこともわたしたちのせい
8
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新座の迷い人
嬉しやな 子らが集いて 食事する 妻の話題に 花が咲くかな
16
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コタロー
祀られる大楠の樹の太き幹ごつごつとして吾の手の未熟
7
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千映
意味もなく外に出るなと君の指示転倒心配される歳かな
12
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千映
真夜中に起きて融雪剤を撒く冷える体に湯たんぽ嬉し
13
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千映
買いだめの野菜にもやし二袋年金暮らしの胃袋にいい
10
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へし切
春ながら雪は家陰に消えのこり菫ひとつの暖かさかな
32
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灰色猫
覗き見るドーナツ越しの王子さま今夜はもっと甘くなろうね
14
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灰色猫
門限はもう守らなくていいからね自分を守って旅立ちなさい
17
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灰色猫
極寒のアラスカ州のオーロラは海なる地球のほたるのようで
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