詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
陽をもとめ雪を持ちあげ福寿草こだわることもためらいもなく
10
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詠み人知らず
女なららしくあれよ と言われるの一番きらい 余計なお世話
12
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荒野のペンギン
帰宅して脱ぎしタイツは吾の脚の形通りのだらしなさなり
7
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近江の人
早朝の野菜直売続々と売り手買い手も着膨れており
6
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詠み人知らず
精油詰め枕辺へ立つ二瓶の名前はアフタヌーンティーとおやすみ
8
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秋日好
音の色貫きとめてネックレス何と美し結弦のショパン
10
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秋日好
花札も百人一首もトランプもUNOも一緒の兄弟の末
10
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詠み人知らず
終電のがすもベンチ横たはり夢みる如きウタノワの夜
9
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詠み人知らず
蓮根の穴の見通しに辛いものつめなおしていく人間のわざ
8
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詠み人知らず
今日ひとひ布団の中からもの思うただそれだけで比べられ行く
9
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灰色猫
鬱だよと話しかけても猫くんは遊んでほしいと膝で甘える
27
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滝川昌之
ツィードは午後の陽射しに重くなるボタンはずせば入りくる春
25
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灰色猫
涙という深い深い水脈で世界はみんなつながりあえるさ
18
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朔夜
クッションに顔をうずめて思いきり俺は馬鹿だとほめまくる夜
3
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みやこうまし
梅園に赤点々と振りまいて 梅花は告げる春の序章を
11
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コタロー
下を向き仕事に惱む僕を見て置物貍ガハハと笑ふ
5
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葱りんと
知らず間に 記憶媒体 奥底へ ガチャピンムックを 詰め込んでいた
9
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詠み人知らず
子どもには自分のものと分かるよう マスクに可愛い絵を描く工夫
7
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秋日好
追い詰めてしまっているのか手放しに讃嘆してるその言葉さえ
14
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秋日好
カラオケの苦手な母がひとつだけ歌えるという「アリランの歌」
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