詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
青空へすくっと伸びた若竹を優しく撫でる夕暮れの風
11
もっと見る
横井 信
爽やかに土の香りを運ぶ風 優しく撫でて部屋を抜けゆく
12
もっと見る
滝川昌之
ハーネスをはずした今も人のためセラピー犬は駅前にいる
18
もっと見る
へし切
此れまでに 幾度 選んだ別れ道 思ひ悩んで辿り来し人生
19
もっと見る
赤石仙人
故郷の野より移せむ野菖蒲が紫色の花をつけたり
6
もっと見る
灰色猫
菜の花とミツバチみたいな関係でしばらく風に吹かれませんか
24
もっと見る
アガサ
湯上りに袖入る風の心地よさ 夏に急ぐか宵の明星
19
もっと見る
詠み人知らず
吉備路きて梅の香春日風うらら君知らぬ春みとせをめぐる
8
もっと見る
山崎ふゆ彦
子供などあてにならぬと低く言いおとろえし妻を涙もて見る
6
もっと見る
詠み人知らず
しんしょうの尻尾が逃げ水追ってゆき私の咽は腫れて重たい
6
もっと見る
詠み人知らず
おうごんの風がふいたらまた一人黙って去るのだ焼野ふみきり
6
もっと見る
詠み人知らず
花冷えのはるか鬼ノ城ゆく春にみどり濃淡山肌薫かおる
6
もっと見る
詠み人知らず
新しい象形文字うかんで来て昼から一盃やりたくなります
6
もっと見る
舞
翼持つ身にあら無くに君の問う花探す旅時は遥かに
6
もっと見る
び わ
自分有りしかし自分に見えぬもの何人もいて主役は代わる
5
もっと見る
石川順一
同期する扉の如し寝て仕舞う電気消されて佇む我は
9
もっと見る
石川順一
イヤフォンでモーツアルトを聞いて居る夾竹桃は廃墟の如し
11
もっと見る
KEN
望月と八重の山吹見つめ合ふ初夏の夜半吹く風も無く
10
もっと見る
KEN
瀧しぶき虹を架けても山櫻すがる事なく波に散り消え
9
もっと見る
横井 信
蝶の飛ぶ軌跡のように柔らかく時間は流れバラが咲いてた
9
もっと見る
[1]
<<
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
>>
[171]