詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
やさしさに甘えてばかり大切な礼を忘れて君を傷つけ
33
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ななかまど
梅雨寒に一つ暖あり薬待つ待合室に孔雀サボテン
4
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石川順一
ビール缶梅酒缶には穴が開き風に回るよ吊るされたなら
11
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聴雨
緑なすふかき里やま棚霧れば紅むらさきの合歓に雨降る
10
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こぐまじゅんこ
ゆらゆらと心を泳がせペンをもつ最初の言葉が浮かんでくるまで
5
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詠み人知らず
作文をネットのサイトへゲーム機で打ち込むたびに削れる何か
9
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詠み人知らず
花びらの白く重なるその中に包まれ柔く雨だれを聴く
13
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煩悩
名優の顔の面積と演技力ふたつは確かに比例している
8
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真如
リモージュの 濃き藍の色 つけ賜ふ うなぢにみ掌の ふるる花影
5
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真如
願はくは 刻をとどめて 花影に 朝の光 および来るまで
5
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舞
母の背を触れることなく歳を経て老い病む背中今さすりやる
16
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神田央子
玻璃拔けて光ゆたけき夏匂ふ病者我らも一生懸命
10
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KEN
雨の音腦裡にまとはり濕る夜は太宰の文字を肴に醉ひしれ
9
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石川順一
生姜焼きキャベツは絶対相応しいブンタンなのか夏ミカンなのか
11
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詠み人知らず
誰がために生くるに非ず 今生を楽しむがため産まれ来たれば
9
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詠み人知らず
非はなくも人に疎まれ憎まれて 慣れたるも独り黄昏れにき
7
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詠み人知らず
香を嗅ぎて白日の夢に浸りてし狭庭の八重の梔子の花
10
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千映
持ち前の明るさガッツそれだけで古希までこれたこれからもまだ
15
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へし切
風交じり雨降る中はすべもなく傘も飾りに濡れ鼠かな
21
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浅草大将
あさもよし紀の故郷を見てよかし母の遠目よとを里こえて
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