水月のお気に入りの歌一覧
夢士
春待ちて並木の紅や寒桜春の驟雨にその身縮むる
12
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夢士
恐ろしや何でも彼でもネットの世しらぬ間にすべて丸見え
7
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灰色猫
間違えてピクルス液に漬けてあるあなたの恋をぽりぽりかじる
19
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舞
花咲くに間遠き街に降る氷雨かそけき春の香の聞こえくる
10
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へし切
白雲の浮かぶおおぞら背に受けて鳥は自由に春を告げ飛ぶ
16
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灰色猫
あの波に消されてしまった御霊への祈りの炎は消されずにある
25
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へし切
吾が袖の君が残り香消えあへぬ身を知る雨に泣き濡るるとも
22
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舞
片隅の記憶のなかのあの夜の黒髪の君静か微笑む
8
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蔓葵
おなじくは空にしらゆきならぬ花などかさそはぬ今朝の春風
11
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灰色猫
積もりゆく優しい雪に埋もれゆく眠るわたしに春はいらない
28
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石川順一
珍しい鳥が居るので撮ろうかと思えば電車が来て飛び去れり
14
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灰色猫
月冴ゆる寒夜の空の乙女座に美しき春きたること知る
24
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滝川昌之
席立てず余韻のままに見つめればエンドロールと君の横顔
24
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夢士
枝垂れ咲く紅梅の庭学び舎の歴史に触れむ弥生春の陽
17
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仁奈
真夜中に君を想って詠んだ歌届くことなど無いと知りつつ
11
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聴雨
風かよふ野に咲きわたる紅の小花つみたるちさき指さき
14
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詠み人知らず
春嵐舞いて窓辺に置く塵の 白きを見れば伸ばす指先
14
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つきの
歌詠みは想いと言葉の狭間ありて 近づき遠のく あなたそのもの
13
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舞
雪降れば雪のことなどゆったりと妻の語りが晩酌のアテ
11
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へし切
墨染めに咲くとや花もかなしかり見る我さへに春をうらみむ
22
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