水月のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ほんのりとソメイヨシノの枝先は初めてひいたルージュ程度に
28
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行中納言中将知師
あし引きの山径をおほふ桜花 春のいたるを人に告ぐらむ
8
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九條千鶴
人知れず咲いた桜の影宿す花の筏に惜春を知る
11
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光源氏
み吉野の花に心をまかすれば幽かにひびく君が琴の音
12
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光源氏
春の夜のうぐひす鳴きて渡る時我の思ひを君知るらめや
10
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舞
その辺で気まぐれに買う安菓子に華やぐ妻の頬桜色
16
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葵
鉄の 貝寄風揺する 芳香に包まれる度 逢いたくなるの
6
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秋日好
光る君古都の梅が枝琴弾けば言の葉もなく花散りしきる
17
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横井 信
置き去りの 冷めた珈琲 そのままに 朝のなごりを 引きずっている
18
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夢士
うたのわの里に戻りて聞こゑくる励ましの声海を渡りて
18
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河のほとり
花よりも夢路はかなきうたた寝の醒めて君亡き春の夕暮れ
20
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九條千鶴
ふるさとを思い眺める夕暮れに飛び立つ雁の影浮かぶ春
7
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アガサ
明けやらぬ 空には月が しみじみと 昨日の愁い 湛えたままに
6
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あゆか
ばあちゃんのデイサービスを見学す本日は逆授業参観
12
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灰色猫
春でした桜色した封筒の中で舞い散る旅立ちでした
21
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へし切
世の中に宮仕ふひとの勤めとて命にかえるもののあるかは
22
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へし切
へりくつは人の世の常 秘か事 強はなる言草はびこるばかり
17
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萱斎院
春の風 思ひこめぬる花の色 涙のかをりとづけてしかな
13
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夢士
今宵また歌詠みきれず時の過ぐ春風吹きて言の葉の散る
16
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石川順一
鱗だと思える雲が空を占め秋の大空を枝透かし見る
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