水月のお気に入りの歌一覧
舞
微笑みを絶すなかれと家族には歯をくいしばる顔は見せれず
11
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夢士
風ぬるみ蕾ほころぶ寒桜春待つ姿月に浮かびぬ
18
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吉野 鮎
包まれて汝が懷に眠る夜街は六華の穩しき世界
18
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吉野 鮎
汝が指のささやき肌に流れゆき街はつみゆく雪音に沈み
15
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吉野 鮎
汝の若きうねりにゆらる舟ひと夜玻璃透ける街雪あかりの海
19
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吉野 鮎
ゆくりなき戀なれど汝は吾を抱きてかろやかに翔ぶを誘ふ北へ
11
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吉野 鮎
蒼穹に流る沒る陽の蜜の色歸りくる汝を待ちてひとり
15
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石川順一
春の山春の水など啓蟄や春しぐれ降り春の風吹く
16
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千野鶴子
春近しぬるい水底泳ぐよな青さと暗さの夕方六時
8
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仁奈
追いかけて届かない距離、それでいい私と君は知り過ぎたんだ
8
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詠み人知らず
悲しくて胸塞がるも 空腹に 罪悪感じつ 夕餉食みてき
7
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詠み人知らず
胸騒ぎぬ 思ひ出の香の沈丁花 弁のこぼれぬる 如月の夢に
13
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詠み人知らず
ひそみねに 震はする肩ほそくして 添ふ人もなく佇まれたり
12
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秋日好
霜の降る緑の淡き牧場にも身重の羊薄日愉しむ
21
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詠み人知らず
神さびて古りにし念も懸かりなく水のしたへと落とす橋ひめ
7
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舞
山深く雪埋まる里ふたりしてこもりて棲まん世の終えるまで
10
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灰色猫
太陽をただひたすらに浴びました春を迎える雪だるまとして
26
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灰色猫
巡りゆく季節を渡る如月が弥生と変わるラインを越えて
21
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詠み人知らず
彎曲の 白き内側ゆ 零れたる 月の雫に 濡るる袖かな
11
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灰色猫
懇ろに弔いますね詠むことが叶わなかった季節の風を
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