詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夫偲びポートレートに涙しつ 叶へとぞ祈む異土の女 哀し
16
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詠み人知らず
麗しき八頭身の黄金比 誰が雛型か縄文の女神
11
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詠み人知らず
灼熱に吹く雛汁を吸い取りて快ならしむるインド綿かな
12
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煩悩
スマホ依存の親指がよく訓練されている満員電車の亡霊の群れ
11
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滝川昌之
ハナマルの図画工作を持ち帰り「ただいま」言えばもう夏休み
31
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只野ハル
検温の値のような猛暑日に誰か氷嚢当ててくれぬか
14
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へし切
さるすべり焔立つがに赤々と 酷暑真昼の 夏空の下
23
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夢士
猛暑ゆえ人の心も煮えたぎる捌け口求めする八つ当たり
15
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夢士
梁に跳ね水に放たれ一休み後はどうなと吾は満足
14
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詠み人知らず
しがなき身 その終焉を飾るがに 青く光れるシーエレガンス
13
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秋日好
逐一に自分の詩作を解説す作者に興ざめ感じる日曜
22
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滝川昌之
海風を嗅いで歩けば渋滞の同じ車に三度抜かれて
24
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詠み人知らず
汗に濡れ 草いきれの中 友達と ショーパンで駆けし 真夏は遥か
11
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詠み人知らず
蝿許す 蜘蛛を逃がして蝶に笑む しかし蚊、お前!お前はダメだぜ
6
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詠み人知らず
月歌を口ずさんでは 花の香の 永遠続く 常闇の夏
5
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詠み人知らず
君が為 祈りを捧ぐ 夏の夜の 薄暗がりに浮かぶ三日月
6
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ななかまど
山百合に丸花蜂の通いくる野の音として耳応えたり
15
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滝川昌之
被災地の対策練るのは会議室 汗に渇きに触れぬ識者が
29
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灰色猫
亡き父の遺影の写真を探せどもいつでも父がシャッター役で
40
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灰色猫
別れの儀つめたき父の頭なで花では足りぬ感謝があふれ
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