詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
Chico
「 あら、あれも、重要文化財なのね? 」 かわいいお尻ちょいと振る 茄子
22
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煩悩
今までに酷使してきた奥の歯がアルミホイルの怒りにふれる
8
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みなま
送り火の焼き尽くしたらし夏燃材今朝吹く風の秋の確かさ
9
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滝川昌之
子どもらの網をかわしてホバリングまだまだトンボは秋に停まらず
26
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詠み人知らず
匿名の誤字いっぱいのラブレター からかってます? マジなら残念
10
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秋日好
漕ぎ着けた誕生日には奮発のジーンズ贈りお出掛けしたい
17
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煩悩
野ウサギの巣穴を探す三月の肌は白くてきめ細やかで
8
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詠み人知らず
秋立つも未だ焼くがに射せる陽に褪する垂れ簾の陰ありがたし
22
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千百
カンブリアの 海を見て来たと 憔悴の 父は昼寝から 目覚めたばかり
8
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詠み人知らず
夕食はシェフにお任せ そう言って自分が食べたいもの作ります
8
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コタロー
花たちは日差しのシャワー浴びながら如雨露の水のおかはり浴びる
7
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滝川昌之
夏の恋ひと雨ごとに醒めゆけば焦がした罪を誰も問わない
27
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吉野 鮎
夕暮れて移らふ菜月の涼し風ゆかたをみなの足首しろし
21
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吉野 鮎
暮れなづみそぞろ歩きの參道に萬燈ゆれて逝きしらの影
22
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林林
バケツ稲無事に穂をつけ手を合わす先に小さなおしべも見えり
21
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林林
灼熱の日にも繁れる苦瓜(ゴーヤー)は夏草に根を守られてをり
22
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林林
猛暑日も花梨は青き実をつける吾も秋への備えを少し
21
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詠み人知らず
台風の過ぎ去りし夜の滿天の星屑迫れり素肌射るごと
18
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滝川昌之
雷鳴は何度も襖に反響し庭木の影を障子に映す
28
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猫谷しゅう
フローリングねじれて伸びる愛猫の寝相に残暑を感じています
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