煩悩のお気に入りの歌一覧
石川順一
「さみねぞん」詩人の名前を間違える「さほうぞん」では間違って居る
6
もっと見る
石川順一
古本屋寄れば帰りに煙り出す車に出会う真冬の日かな
13
もっと見る
石川順一
春雨は三日続けて降りにけり水溜まりには春泥の底
18
もっと見る
石川順一
忘れたる雨期に飛行機遮断する何に怯えてシルクロードか
6
もっと見る
石川順一
怪僧のラスプーチンが飛び込んで地代をぐりぐり要求されたり
7
もっと見る
灰色猫
コンビニで憤怒している肉まんが激しく冬を主張している
21
もっと見る
滝川昌之
伯母の手を引けば力んで一歩ずつ霙の混じる春の墓参は
23
もっと見る
へし切
うすらかに春の彼岸にはだれ雪なごりに降りつむ妹が奥つ城
23
もっと見る
石川順一
マドレーヌファミマスイーツ食べて居る日本酒も飲むいい詩願って
8
もっと見る
石川順一
右ひざが痛む月曜風呂上がりミセイや存の朗読を聞く
12
もっと見る
滝川昌之
名所とは呼べないただの河原でも生まれた町の花が気になる
23
もっと見る
へし切
面影をかさねて見れば野の花はそばにいるよと春風にゆれ
21
もっと見る
石川順一
リア王がダメにならずに存続すゴーストが物に触れぬ悲しみ
6
もっと見る
石川順一
屁をこいてカラオケ駄目になるものか北海道展アピタでやって居る
7
もっと見る
滝川昌之
竹林が春の合図と促せばまだ歌えずに逃げるウグイス
21
もっと見る
へし切
吾が宿の君なきあとの梅の花にほふ春べはわびしかりけり
24
もっと見る
石川順一
ドアノブに「赤」で締まって居るあかし見落とされては少し驚く
7
もっと見る
石川順一
「花形」が主役のスピンオフ作品(新約「巨人の星」花形)だ
11
もっと見る
灰色猫
まどろみの夢路に沈めば眠りいる己が己に刃を立てており
22
もっと見る
滝川昌之
後輩に司会をとられた円楽のように落ち込む河津桜は
18
もっと見る
[1]
<<
96
|
97
|
98
|
99
|
100
|
101
|
102
|
103
|
104
|
105
|
106
>>
[169]