詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
猫の夢の如しほがらかな陽射しの中で消えるうたかたは醒める
9
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秋日好
狩人の月と呼ばれる静けさは天に懸かった生死の境
15
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KEN
いざよひは ひとよひとよに ひとみなく 思ひ解く人 月落つるまで
16
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KEN
茶の花と 凍えを凌ぐ 蟲影に つくよみ潤む 夜半の山里
17
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西村 由佳里
暖かな日差しに心を解き放つたまにはここの角を曲がろう
9
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けいさん
白萩は觀音樣に寄り添ひて枝たをやかに咲き始めたり
10
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石川順一
砂山は徐々に壊され閉山す鉄棒の前に大地に戻る
16
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横井 信
いくつものレールを上手く乗り継いで異なる未来目指す少年
14
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幸子
折々の選択の悔い それすらもどこか心に馴染む夕暮れ
24
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夢士
昇りゆく満月追ひて秋の宵逝く人偲び手酌酒飲む
18
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へし切
うらぶれて物思ひおれば雁が音の鳴くなるそらに秋風ぞ吹く
24
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ひよこ豆
細枝に熟れた柿の実ずっしりとバランス保ちその時を待つ
23
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煩悩
フロンティアスピリットあふれるパイオニアのトルネード投法
7
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もみじ☆彡
冴え冴えと 濁世を照らす望月に 澱む心も濯がれようか
14
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詠み人知らず
子羊の寝たる姿や鎮守杜奉納太鼓黄金の穫り
11
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大獏
目を閉ぢると炭酸の泡がはじけたやうな秋天の空 呑み干す
9
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滝川昌之
「新米」で父の生家の香が届き手向けるリンの響き温める
20
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葱りんと
夕と夜の月の大きさ同じとは知っているけど信じたくない
11
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葱りんと
洗えども 消毒液の 匂いの手 翁プールに 行った気になれ
9
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葱りんと
こんなにも夜中にうたのわ覗いてる だいじょうぶ私、 週末リラックス
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