詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
旅立ちのゆくさき照らす路灯り長月の夜や上弦の月
20
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夢士
再会を約し盃酌み交わす弥生の空や逝きて帰らず
16
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KEN
くろかみの 乙女にとまる 黄葉ひとつ すこし愛しく すこし寂しく
15
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滝川昌之
ギャンブルの嫌いな妻が予報士に一か八かで挑む外干し
28
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もみじ☆彡
風に揺れ 心も揺らす 薄紅は なほ嫋々と 舞う秋明菊
18
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煩悩
両翼の羽毛を抜き終えたらより鋭角に突き刺さろうか海へ
8
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幸子
新聞と画集を行きつ戻りつし世界をこの手に握る土曜日
20
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愚と楽
居酒屋で 若い転職見送って わが身の行方見ないふりする。
10
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愚と楽
タメライに動かぬ指にたまりかね 不安を映すスリープ画面
10
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愚と楽
前を行くテールランプが無機質に ハハハハハハとカタカナで笑う
10
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石川順一
夜の雨朝には止みて鳩が鳴く土やヴェランダ乾き始める
15
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石川順一
蜘蛛が居て葉裏に隠れるハエが居て盛んに羽音をさせて居るかな
16
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横井 信
穏やかに草木を照らす陽射し浴び旅に憧れ歩く夕暮れ
14
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へし切
秋暮れてうらさびしきは独り寝のわび住む宿の葛の裏風
26
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夢士
夢に在り共に徹夜の除夜の鐘逝く君偲ぶ十六夜の月
15
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滝川昌之
倒れたくなければ漕ぐしかないペダル日々の暮らしは車輪に同じ
31
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舞
枯れ枝を枯れ葉を踏みて公園を妻と歩める秋に染まりつ
9
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秋日好
目を瞑り脳波の悲鳴を聴いている連呼されれば身体捕られる
13
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詠み人知らず
障子窓爪弾く三味の音江戸の粋神田育ちのあの町火消し
16
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ななかまど
アトリエに寄り添うように只見川清の白の里に帰りぬ
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