詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
秋雨に薄紅色に咲く花の淡き花瓣散るぞ悲しき
8
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秋日好
ちょこまかと動く芝草盛り土は生まれて初めて見たハリネズミ
16
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秋日好
移植さる成木 樹皮にある糧も深き地層も知らずに枯れる
11
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秋日好
霜降に深まる紅葉留め置く術無き庭に小鳥群がる
13
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横井 信
沈みゆく夕陽に長く伸びる影 うつむいている僕を見ている
14
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横井 信
吹く風に深まる秋をまとい舞う 道端に咲く秋のタンポポ
13
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へし切
古寺の苔にむもるる築山にもみぢ葉散りて秋は暮れゆく
20
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KEN
奧山の 立木に絡む 蔦漆 風啼く音の 屆く程にも
13
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アガサ
風吹いて 生きた心地の日々越えて 襟立て備える 初霜便り
10
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石川順一
ポケットに種を忘れてそのままに鍵も忘れて不安感増す
10
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石川順一
生協の車両はシャチホコかぶりたる男の子女の子のイラストがあり
11
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石川順一
鶺鴒が更地を歩くカップルでこれから何が建つのだろうか
20
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ひよこ豆
足音がガシュカシャゴシュとリズムとる晩秋の路 木漏れ日の中
14
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ひよこ豆
丸くなり動くたんびに気合いいる中途半端に寒いリビング
17
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ひよこ豆
突然に動きを止めて きらきらの瞳が話す 肩にトンボと
24
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滝川昌之
知らぬ地で道を尋ねる行く先と別の温みも受け取りたくて
22
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灰色猫
辻斬りをしているみたい桜枝を秘かに手折る月のない夜
21
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恣翁
荒川の 秋の水こそ冷えぬらめ 堰かるましじき 我が想ひかな
19
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コタロー
汚れたる犬が虚ろな眼をしてる犬は正直寂しげな顏
4
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コタロー
毛蟲這ふ猛スピードで這つてゐる何か事情があるが分からず
7
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