詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
スズメバチ恐るることのなかりけり我を無視して花のみ夢中
7
もっと見る
舞
長月も短かにすぎて蟋蟀の声美しきつごもりのころ
12
もっと見る
煩悩
秘かに七つの星を顔に描きファンデで隠す決戦前夜のメイク
6
もっと見る
滝川昌之
好天をとっておきたい週末の荒天予報の運動会へ
19
もっと見る
石川順一
神妙に短歌写せば過去生が前世の様に蘇り来る
15
もっと見る
詠み人知らず
柴栗の小枝の間に間にお月さまお願いだからこのままそっと
12
もっと見る
コタロー
天上の海に廣がる鰯雲風の潮流群れて泳ぎぬ
8
もっと見る
吉野 鮎
九月は燕去り月秋雨に素足冷ゆ朝 つばくらのこゑ
8
もっと見る
吉野 鮎
夜露をき冷ゆいちぢく捥ぐ亡母の美しき面 葉腋に月
10
もっと見る
滝川昌之
夕焼けのキャベツ畑の隅に咲く白き槿はほろ酔いの朱
22
もっと見る
夢士
せみしぐれ途絶えし広場の空は青子らの声跳ねあかね群れ飛ぶ
10
もっと見る
詠み人知らず
膝掛けに毛布出せり ゆくりなき沁むる寒さの身に慣れずして
9
もっと見る
詠み人知らず
荒波に昏き水底覗くまで傾るる小舟 如何にか御さむ
5
もっと見る
詠み人知らず
気疲れに湯浴む気もせで丸臥して脚絡まする枕の冷たさ
9
もっと見る
詠み人知らず
しおしおと独り夜半まで萎えたれば 耳鳴りばかり大きく聞こゆ
13
もっと見る
KEN
冷ややかな 雨にうなだれ はなみづき 褪せる葉の影 街の燈の中
16
もっと見る
石川順一
エビカツやトンカツ食べる日曜日体育祭もやって居るかな
12
もっと見る
石川順一
領域が違うと使えた字も駄目で原因指摘もあったりなかったり
10
もっと見る
横井 信
雨音に上着を羽織る涼しさよ わずかに進む秋の足音
12
もっと見る
千映
長月の一瞬なれど暖入れる喜ぶ体夫婦だけの家
10
もっと見る
[1]
<<
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
>>
[243]