詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
お土産の高級寿司よりチェーン店の方が美味いと感じた悲しみ
8
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詠み人知らず
口にする過去の栄光自慢話 今に誇れるものなき故か
11
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夢士
春の陽を浴びて里山ぶらぶらり鳥鳴き交わす一人行く路
10
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へし切
この本をもろびとこぞりて読めと言ふ 吾も離れまじ これ求めたり
16
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横井 信
汗ばんだひたいを撫でて吹く風の土の香りを嗅ぐ鯉のぼり
16
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横井 信
コンパスの指し示すのは北でなく目には見えない ちからで動く
9
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詠み人知らず
暑いくらい西陽がさした焼け焦げの色の洋間に彼女の蔵書
9
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滝川昌之
薫風に泳ぎはしない大人鯉 柱の傷は子の備忘録
20
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灰色猫
挑戦を恐れぬ人の心には枯れぬ泉があるのでしょうか
26
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mo
春雨の去りてぞ匂へ沈丁花むかしへ人の影を偲べば
9
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恣翁
遅桜 香の烟に咽びつつ 暮れかかる陽に 散るを躊躇ふ
24
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恣翁
主替はり 破れたる牆の 古りし苑に 藤 織り懸くる紫の浪
17
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秋日好
突然の二十六度の小夏日に桜に追いつきブルーベル咲く
16
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KEN
水満ちて燕ら遊ぶ田の畦に髪に手ぐしの早乙女ひとり
15
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詠み人知らず
くたびれて今日を閉じれば天窓に瞬く星が「お疲れ!」くれた
15
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詠み人知らず
己こそ勝手気儘に詠ずれど 他には持ち味揮ふを期せり
14
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石川順一
玄関の目隠し壁が塗装されシジュウカラ鳴く殆ど夏だ
16
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石川順一
ようやくに躑躅は開花して行けりストリートにも躑躅の並び
14
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詠み人知らず
膝抱きて闇に惑ふも澄みし音に続きて来べきしののめ待たむ
15
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秋日好
コンピュータハッキングされ誤作動が止められなくなる悪夢もあって
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