横井 信のお気に入りの歌一覧
硝子
あばら屋をたたいてふるは桜雨袖もかわかずながむ夕べは
4
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しきしま
世の憂さを風の便りに聞くからに花やその身を捨てて散るらむ
9
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もなこもち
こっそりと眠気防止に効くというすべてのツボを押す仕事中
5
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兎桃
改修の土手に疎らと咲く菜花卵付けむと紋白の寄る
2
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笹舟
夜更けど春の宴は鎮まらず 朧月にや飽くはありけむ
4
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夕夏
うらぎられなおしんじたいいくたびもくりかえすくにやしんかありて
3
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滝川昌之
初夏行きの列車に若干空席が残っていますお急ぎください
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ななかまど
男にはあるという七人の敵古希を跨ぎて数えてみたり
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恵雪
長き翅たたみ我が胸着地する天道虫の丸さ愛らし
13
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谷村思亜
ああ花よ 薄紅色はまだ名残り 幸あれと願いつづけているよ
2
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夢花火
道草の 小さき花の 美しさ 黄色が揺れる 小花の大群
5
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夢花火
眠り姫 浮遊する夢 泳ぐ足 動く足にて 陽の当たる場に
3
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へし切
お散歩の園児の帽子はひよこ色 みんなよちよちお利口さんだね
13
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なりあきら
いつか来た 岬に咲いた 花を見た 夏の始めの あの山吹の花
3
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音蔵 雅秀
鮮やかな赤紫で丘陵を 埋め尽くし咲く 芝桜花
5
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音蔵 雅秀
春を呼び 黄色き花びら 知らぬ間に 綿毛に変じ 空に舞いゆく
4
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只野ハル
乗り換えの駅で乗り込むその人は隣にすわるいつものように
6
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舞
北モシリ花待ちかねてカムイらの宴ユーカラ咲けよこの春
6
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び わ
白き花虹の女神と伝えらるジャーマンアイリス静かに沈む
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茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
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