横井 信のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
必ずや 戻ると残し 返し刃の 痛み耐えきや 愛し釣り堀
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つばす
若き頃モネの絵を見て大感動 今は感じぬ大原美術館
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舞
ゴミ置かれ見る人もない荒れ地にもそちこちに咲くタンポポの黄
4
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夕夏
こばんざめがたどろーんでげきはするきらいだこがたせんぱくいがい
1
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び わ
陽が差した久方ぶりの空模様庭に娘の薔薇が元気に
7
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茂作
二度三度五月の空に投げ上げて 四度目に屆く軒端の菖蒲
11
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うすべに
水張田にかえるの歌のひびく宵 のぼる月見て卯の花の咲く
5
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滝川昌之
五月雨が速く歩けとカタツムリ煽れば紫陽花色づきを急く
10
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里香
田舎にて 虫とはひとつ屋根の下 防衛かためる台所かな
3
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里香
つゆ入りて 匂いもみどりも ぬれまさる イジュの白さが 掬ったこころ
6
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飛和
雨色の世界を泳ぐビニールの傘はクラゲに憧れている
7
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稲穂
願わくは純白の梟となりあなたが見せぬ闇夜を飛びたし
4
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舞
葉桜のどこを旅してひとひらの残る花びら下草の陰
7
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び わ
これ張って家内の腕に絆創膏健康大事無理をしないで
6
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茂作
アーカイブされた君との夏の日を 探してみたい蘆ノ湖の宿
16
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可不可
私にも似て来たか知ら 久しぶり逢った前の母 いまさら
6
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飛和
紅茶へと輪切りレモンを浸すとき水面に溶け出す黄色の日差し
9
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うすべに
はかなさは雨に打たれてはりえんじゅ 萌えるみどりに雪つもらせる
5
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滝川昌之
「出口、雨」 極少字数で高速のトンネル内部の注意喚起は
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夕夏
あいまいなひょうげんつかいかんこくじゃおりあいつかぬにほんのことは
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