行中納言中将知師のお気に入りの歌一覧
道九
降る雪は一夜限りの徒に見よ朝日に消える春の訪れ
7
もっと見る
詠み人知らず
挑戦を忘るれば魂覆ふらむ 怠惰と見栄と負け犬の影
17
もっと見る
詠み人知らず
信もちて かかる雲居を払ひては 子の星仰ぎ浪越えゆかむ
18
もっと見る
舞
たまさかの夢に幼さき吾が手には時まだゆかぬ父母の居り
10
もっと見る
しずく☆・.…。
お題とは 言えど恋歌を 思案して 妄想からふと 我に返る夜
21
もっと見る
KEN
過ぐる日を思ひ返すかさな葛鳥發つ風にその實搖らして
11
もっと見る
詠み人知らず
すすき穂のおいでおいでに誘われて一人佇む月待峠
19
もっと見る
夢士
秋の陽や一人歩きの影長しそよろと吹くかぜ秋桜の揺れ
13
もっと見る
KEN
風のやみつくよみの燈の絶ゆる夜に身を削り鳴く蟲の音ひとつ
15
もっと見る
灰色猫
旧式の銃を渡され聖戦の生贄となる少年兵よ
17
もっと見る
灰色猫
運命のチェスを操る神の手を操るような白い指先
15
もっと見る
灰色猫
太陽を神と崇める瞳では闇に息づく神は見えない
19
もっと見る
舞
ひと恋し明月の夜は酒の舟竿さしのぼる時の流れを
8
もっと見る
吉野 鮎
九月は燕去り月秋雨に素足冷ゆ朝 つばくらのこゑ
8
もっと見る
石川順一
エビカツやトンカツ食べる日曜日体育祭もやって居るかな
12
もっと見る
千野鶴子
波のよな囁くような音を立て実りの錦を撫でる秋風
8
もっと見る
もみじ☆彡
忌み花と人に呼ばれてなお紅く影を集めて燃ゆ彼岸花
13
もっと見る
滝川昌之
夕焼けのキャベツ畑の隅に咲く白き槿はほろ酔いの朱
22
もっと見る
詠み人知らず
しおしおと独り夜半まで萎えたれば 耳鳴りばかり大きく聞こゆ
13
もっと見る
横井 信
雨音に上着を羽織る涼しさよ わずかに進む秋の足音
12
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
>>