詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ラベンダー
薄き雲 重なる月を 見つめてた 竹馬の友に 思い馳せる夜
26
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へし切
謎解きは楽しきけれど寝も寝ずに方便を尋ね深みにはまる
23
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KEN
苔纏うブナの古木に耳を当てはるか縄文まほろばを観る
18
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へし切
ふるき家の窓辺に映る入り日影 帰らぬ人の思い出めぐる
23
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みろく
酒屋からセブンになっておばちゃんは キレイになった 無口になった
18
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秋日好
ぶつ切りにした黒髪に気付いてはもらえないから自己申告で
12
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秋日好
多寡、齟齬の己の作為先走りとやかく絡む役立たずなり
11
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秋日好
崩れゆく色とりどりの葉隠れに真名握り締め君と横たう
13
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秋日好
もみじの葉落ちて蜘蛛網に留まりて雨降りを待ち地に還りゆく
17
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石川順一
芋虫が姿を消した真夏には天道虫も姿を消した
20
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灰色猫
夏風のそよぐ縁側よく冷えた田舎の麦茶はとても美味しい
21
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灰色猫
じっちゃんと一緒に突いた石臼は今はめだかの楽園となり
27
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灰色猫
吹き荒ぶ初秋の風の冷たさに言の葉たちをちゃんと握って
18
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灰色猫
数多ある眠れぬ夜を渡りゆく望まぬ者にも朝は容赦ない
22
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詠み人知らず
手も入れぬ 庭の浅茅に集けるや 競ふがごとく虫の音高し
17
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詠み人知らず
かみあげて きみとあるけば いつのまに つなげるてこそ いとしかりけれ
14
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吉野 鮎
敷く黄葉は櫻並木にひごと積み桂花の香りうすらふ朝
14
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吉野 鮎
薄絹をひろげる今宵半月の朧の影は遙かなりゆく
22
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吉野 鮎
途切れたる心の絲は一すぢの血色曵きつつ空を彷徨ふ
20
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inosann
その事にふれない様に息をする答えの出ない眠れぬ夜に
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