詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
無人機で清算をして戸惑いぬ開けてもらって引っ掛かりをとる
10
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石川順一
欅道偶にはクスノキ生えて居る草ぼうぼうの虫の天国
11
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滝川昌之
後悔は夏の盛りに買ったまま湿気て点かない線香花火
19
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大野 冨士子
最高を表すSUMが夏ならば晩秋並みの僕らは寒い
64
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中野美雄
沢胡桃の花穂の揺るるや万葉の 碑を尋ね味真野に来ぬ
7
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舞
「通学路」ひとの去りゆく団地への道路看板錆び朽ちて立つ
11
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大野 冨士子
眠そうな霧と雲との境界が 山を覆いて モノクロになる
64
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秋日好
美女才女渾身一首の続く中溺れかけたる秋日この身を
14
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秋日好
ぐうたらでも祝う妻いてよかったと思って欲しい また誕生日
23
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秋日好
開花株植えつけ育成三週間花が足らぬとオーナーはいう
16
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まあさ
戦死した ご主人へ今も ラブレター 綴り続ける 媼の語り
23
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石川順一
酔い回り耳つままれし様な気が仮眠の如く眠りに落ちる
12
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大野 冨士子
正確にみつるじゃないよ約みつる クスリに似てる ヤク満つるだよ
63
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詠み人知らず
夏の夜に 聴く水音は 守り歌や 閨涼しめて 夢に誘ふ
22
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詠み人知らず
蓄へて出直しなも と言の葉を 子猿に掛けし 国衆の迷ひ子
11
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詠み人知らず
子どもらの胸に植えたい平和種子 やがて大樹と育つを信じて
18
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inosann
戦争を知らない子等も共に生く七十二回の終戦記念日
25
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林林
絶対に大声出さず割り込みも絶対せぬ友O府の南
21
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恣翁
花の色に目移りにけりて 悪戯に 我見よがしに振るな 召す女を
18
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夢士
盂蘭盆会こあらし来たり盆棚に戻りし佛仏壇に入る
13
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