詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
休日の高速自転車避けながら土手は危険だ落ち柿を踏む
23
もっと見る
へし切
出る、出ない? 小池に嵌まり大童 季節外れのお化けのうわさ
22
もっと見る
秋日好
銃声に幼きものなどあり得ない発したところで殺傷行為
11
もっと見る
石川順一
バスタブの縁を蚊が行く翌日にお湯に塗れて死んで居ました。
20
もっと見る
秋日好
髪の毛を少しふっくら見せたくて短髪にする五十路過ぎてく
15
もっと見る
秋日好
夏間少し少しと準備してふくらみ始める椿の蕾
14
もっと見る
へし切
何もない何でもないと呟いて老いのひと日は静かに暮るる
24
もっと見る
灰色猫
誕生日ケーキのいちご奪いあうフォークくらいの幼い銃声
20
もっと見る
灰色猫
仲秋に供えし萩のむらさきは一夜を少し高貴にするね
22
もっと見る
詠み人知らず
見渡せば 地平にふた筋遥かまで 赤色ばかり疾く流れけり
16
もっと見る
詠み人知らず
母の梳くブラシに 残る髪の毛の細きに 隠せぬ齢思ひつ
20
もっと見る
inosann
男女あり高低前後左右と自然の法則なんとも不思議
20
もっと見る
吉野 鮎
この騷ぎ劇場型の再現とみれば池の後ろに泉が見へる
16
もっと見る
吉野 鮎
煽り立て掻きまはしたるこの騷ぎ虚實の陰に魑魅魍魎
13
もっと見る
吉野 鮎
この國に生れし誇り問はるれば麗し山河と憲法九條
21
もっと見る
石川順一
ヒストリア浅井長政の特集がお市の方や茶々なども居る
13
もっと見る
ながさき
居待月 午後の十時に 屋根の上 ただ茫然と ただ立ち尽くす
28
もっと見る
半格斎
十六夜の月影あらずや寒々し 何することの亡きぞ悲しき
20
もっと見る
夕凪
枯葉落ち、ありのまましかないけれど いつか私は芽吹こうと思う。
7
もっと見る
へし切
救いなど求めもせぬが老いという虚無の刹那にこころも凍る
25
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[64]