詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
いにしへの神のたたら場朱に染めて秋の巫女たち白霧と舞う
19
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ラベンダー
「人にはね 酷い目に遭い でも人に 救われもした」 そう言った母
30
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石川順一
人造の山に子供ら多く居て滑って遊ぶ頂上目指す
13
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石川順一
上昇の道路は削り崩されて曲がる車が少しガラガラ
12
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石川順一
雲多き空には鳥さえ飛ばぬのに地上の人はぞろぞろ動く
15
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へし切
秋の日はつるべ落としに暮れかかり虚ろな日々の欠伸を笑ふ
31
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大野 冨士子
偽善者を瞬時に見抜く才があり 故に一人の 友だちもなし
35
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とはと
予報する異性は雨と繰り返し文字追う指の恋路に伝う
7
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とはと
菜箸が贈る色々紙に乗り秋の金魚と描いた風体
9
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滝川昌之
鑑賞のためにだけあるカボチャには スープになれない怒りのマスク
24
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ラベンダー
場所辿る 甘く漂う 香の先の 行き着くものは 橙小花
25
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夢士
青空のもとでワッショイ子供たち神輿巡行交通整理
21
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ふじこ
我が身より愛しく思う幼子の熱い体をただ抱きしめる
17
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秋日好
石臼にふらつく杵を打ち込みて境内はっぴの子供で溢れ
17
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秋日好
垂れ下がる藤鞘和毛たくわえて何故か砂漠の駱駝の手触り
13
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秋日好
明くる朝 消える狐火 抱かれ居し 残り香纏い 恨み言かな
12
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inosann
艱難の大なり小なりあるけれど乗り越えてこそ今があるなり
26
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石川順一
藤の木は夏も咲きます秋も咲き藤の実が出来繁茂して居る
16
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関山里桜
君と行く寒夜の街は満天の星みな聚め尽くせるごとし
11
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詠み人知らず
黄昏に 光るルージュの仄震ひ もどかしかりけり 吾掠はなも
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