ふじこのお気に入りの歌一覧
とはと
笹舟を請われ教えた人の背を追えば高々白き月の見
7
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詠み人知らず
月凄く天にありたる暁に 人は確かに生きて蠢く
16
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詠み人知らず
残滓あり強き頭痛のその奥に 消してはならじと抗うものが
13
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へし切
冬空に街は影絵に夕映えて夜の帳は静かに下りる
26
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へし切
言の葉にこころは宿る友去れば電子の海につのる悲しみ
31
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へし切
山川に流れもあへぬもみぢ葉のゆくへ定めぬ吾が身悲しき
22
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夢士
頂点に立ちて人みな過去忘れ驕り来たりて我が身滅ぼす
17
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夢士
冴え返る朝の光やもみじ葉の枝先に在りスーパームーン
18
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灰色猫
給食の係の日にはちょっぴりとあの子の分だけカレーサービス
18
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灰色猫
給食のパンと焼きそば合体し焼きそばパンを生みだす勇者
16
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灰色猫
給食の人気デザート奪い合うハイテンションな熱きじゃんけん
21
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石川順一
名前付け保存をして居る我が居るディスクが使えなくなるのが悪い
11
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詠み人知らず
雪明かり 頼りに夜を眺めては 故郷の記憶 残り香に染む
10
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石川順一
点滅の末に停電するルーム締め切り過ぎれば悪魔が来たり
9
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詠み人知らず
坊様も 彼方此方走る師走の日 賑わう街の 最後の一月
6
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秋日好
楝なく月夜の闇に思うかな別れし袖の隅ぞ目合わせむ
17
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灰色猫
瞬刻に崩れる牙城のその音は弾け切れゆく弦の音に似て
15
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萱斎院
あき更けばあらしの山の風もみぢ なみだの川に色やそへける
10
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秋日好
話すことあらじと二者の行きなずむ振り返るものわずかなりとて
17
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君丸
釣り銭の 温みに居場所 照らされて 雪の景色に 春の約束
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