サヤのお気に入りの歌一覧
灰色猫
命懸け平均台をじゅんばんこお前が死んだらつぎ俺だから
17
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灰色猫
星杖の魔法で生み出すその馬車をかぼちゃに変える呪文をください
20
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灰色猫
閃きを忘れぬように反芻すむしゃむしゃむしゃと黒ヤギみたい
16
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灰色猫
歳をとるその度ゆるむ涙腺が意固地なこころを許してくれる
21
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inosann
秋の虫が眠れぬ夜に付き合って呉れてるようにリンリンと鳴く
26
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へし切
ほんとうに欲しいものとは何だろう思い出ひとつまたひとつ捨て
32
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詠み人知らず
人様の心象量るは難儀なり 己心ですらも掴めぬものを
20
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石川順一
青葉城恋唄聴いて大空と大地の中で松山千春
14
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秋日好
狂おしき恋に戸惑う若乙女齢重ねてもやはり戸惑う
13
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inosann
いたずらに不安呼び込みそのままに現実化する現象がある
20
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へし切
孫の顔みれば愛しさひとしほに婆居ればなほ嬉しぶものを
33
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石川順一
がらくたと聞けば明治の文豪が勢揃いするパラダイスかな
18
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詠み人知らず
きみのその 泣き笑いのごと 微妙なる面に スープの味を予測す
14
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秋日好
林檎もぐ夜と貴方が決めたから月も待たずに十八個ほど
15
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灰色猫
小声では風にさらわれ届かない想いはそっと手紙に託し
20
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灰色猫
舌という官能器官に溶かされて苺が秘密の濡れ事となる
14
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吉野 鮎
季外れの眞夏日を鳴くひとつ蝉十月なかを八日目の雨
24
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恣翁
鱈の腹 掻き出して見れば 久方の雲子 名に負ふ白き菊腸
18
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恣翁
立ち上がり 体をうんと伸ばしながら 欠びし猫ぞ 闇に消えつる
23
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へし切
老いぬればしづかなる日を望みとし愁へなき日を楽しみとする
24
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