KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
死後六年まだ止まらない亡き父の時計が秒針を噛む聴きたがる
10
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灰色猫
腎臓のドナーになると精神に変化はあるのかカラダトココロ
10
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灰色猫
このために僕は生まれてきたのだと言ってみたくて腎臓ドナーになりたがる奴
6
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朝野沙耶
自分では買わない白のマフラーを巻けばたちまち おはなみびより
10
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朝野沙耶
ぼさぼさの髪を帽子に匿って社会の目からあなたを守る
11
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ななかまど
年金は物価においてゆかれたり 煩悩払い歳を重ねん
13
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横井 信
まだ風の冷たい丘の陽だまりにひとつふたつと梅の花咲く
12
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さいおん
白妙 衣干乍 見天 臨照月 今勿傾
16
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舞
雪折れの桜ひと枝花盛る空さえ見ずに固きつぼみら
11
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へし切
しあわせの温もりひとつほっこりと あの窓この窓 灯りがともる
12
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へし切
国のため人のためとか言う裏で脱税をする恥しらぬ人
10
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滝川昌之
間取り図を比べ始めた次男見て巣立ちの春の覚悟を妻と
17
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うすべに
さとやまの藪の陽だまりしじみちょう 鳥は気づかぬルビー輝く
9
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ななかまど
雪おおき山里はしる一両のマタギの里の縦貫鉄道
11
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バジル
つゆだくの牛丼みたい貴方から降り注ぐから想いがからい
14
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舞
夜の衣解き交わすべきひともなく夢にこそ来よ返してぞ寝る
6
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滝川昌之
いい汗も、やな汗もかけ、恥もかけ、かいて掴めるものがあるから
15
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へし切
薄墨の冬枯れの空その中に野茨の実の其の色朱し
13
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横井 信
ゆっくりと昇る朝陽に陸橋の薄く積もった雪は溶けてく
11
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うすべに
小雪まう肩にうすべに さざんかの春のしたくにあたたまる道
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