KENのお気に入りの歌一覧
ながさき
なし崩し ドサクサ紛れ 強行す 一党独裁 戦前のごとし
8
もっと見る
へし切
横文字に言葉巧みに騙されて 気付けば国は借金まみれに
9
もっと見る
うすべに
水枯れてあきの気配も 水無月に季節をもどす稲孫のみどり
8
もっと見る
灰色猫
深海をめざす鯨の目のようにもっと孤独になれますように
11
もっと見る
凌霄花
堪えきれぬ酷暑の日々に熊笹の葉もしなだれて打ちひしがれて
11
もっと見る
横井 信
まだ夏と九月の空の雨雲をそっと導く風の行進
10
もっと見る
茂作
ぬばたまの月照る菩薩腰の品 古代の神はジェンダーフリー
12
もっと見る
滝川昌之
先生も欠伸を一つ新学期 子らは安堵のゆるいスタート
13
もっと見る
恣翁
頭上へと 濃緑色の葉叢をし 通して注ぐ驟雨ぞ温き
12
もっと見る
ななかまど
鈴虫の競いあいたり庭の闇声の余白に長月の風
12
もっと見る
へし切
ゆるやかに息を整え 瞑目す 無の中にある 己を探す
13
もっと見る
うすべに
こうもりの出番は日暮れの影絵劇 子供のころの賢治の童話
10
もっと見る
凌霄花
苦手だなゴミ出しついでの井戸端会議会釈で過ごし鬼ノ城仰ぐ
8
もっと見る
ななかまど
行く先に逃げ水ありて夏惜しむ安倍とコロナで終わりしような
11
もっと見る
滝川昌之
浜じまい急かせるように海の家 開けぬパラソル濡らす秋雨
12
もっと見る
バジル
夕暮れはすぐやって来る 僕達が小さな今日に踠く間に
19
もっと見る
横井 信
爽やかな風のささやく夏草の茂る土手からコオロギは鳴く
12
もっと見る
茂作
あちこちに向かひて眠る孫三人 それぞれ育て其れ其れの夢
14
もっと見る
へし切
嘆いても 兎角この世は儘ならぬ 苦あれ楽あれ 笑ふて生きる
9
もっと見る
ながさき
霊能者 らしき素振りで うそをつき 信じ込ませて 財物収奪
10
もっと見る
[1]
<<
81
|
82
|
83
|
84
|
85
|
86
|
87
|
88
|
89
|
90
|
91
>>
[594]