KENのお気に入りの歌一覧
舞
チセの灯に集う家族にユーカラを語れる声や雪の降る音か
6
もっと見る
横井 信
西風に訪ねてみれば梅の枝につぼみふくらみ待つ春の声
9
もっと見る
横井 信
ちらほらと河津桜の花ひらくそっと見守る焚き火のかおり
14
もっと見る
夢士
冬うららピッチ走りて見上ぐさき如月の空に白き月影
8
もっと見る
コタロー
遠ざかる家路へ向かふ冬の夜のパン屋のパンの美味しい香り
9
もっと見る
コタロー
向かうから雙子を乘せたベビーカー同じ姿でスヤスヤ眠る
4
もっと見る
コタロー
冬の日に照りて水仙搖れながら路地裏ほのと明るくしたる
12
もっと見る
コタロー
野良猫が道を横切り消え去りぬ眼前にある一瞬のショー
6
もっと見る
横井 信
早起きの君が見ていたクレーンの腕をのばした朝焼けの空
8
もっと見る
滝川昌之
高啼きで寒さを嘆く鳥さえも力まず渡るこの冬日和
15
もっと見る
舞
小さ子を乗せたソリ引き若母が買い物へゆく北風物詩
6
もっと見る
名鈴
咎の人 黙居るばかり おぼめかし その深き故 言い開きてむや
9
もっと見る
烏滑稽
しづしづと へいせいをしみ ふるあめの おとぞかしこき やっぱつれいわ
3
もっと見る
名鈴
大雪に 降り籠められて 子むつかる 晴れ間の見えば 外に出で遊ばむ
9
もっと見る
滝川昌之
初めての街で見つけた定食屋 老いた店主の副菜がいい
17
もっと見る
灰色猫
小鳥への愛で飾った木の箱を陽射しに埋める旅立つために
21
もっと見る
横井 信
ただ花を見つけて笑う蝋梅の香りにそっとメジロが遊ぶ
12
もっと見る
滝川昌之
喫煙はしないが稀に他人(ひと)の擦るZIPPOの匂いに魅かれたりする
15
もっと見る
名鈴
手に持ちて 心ときめき 紙開くる 恋文の如し 彼の種袋
15
もっと見る
横井 信
数輪の花も開いてヒヨドリのまだまだ歌う冬の宴会
14
もっと見る
[1]
<<
298
|
299
|
300
|
301
|
302
|
303
|
304
|
305
|
306
|
307
|
308
>>
[597]