KENのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
国鉄の「幸福」行きに亡父母は車窓の俺をまだ見送っている
17
もっと見る
灰色猫
人生に絶望したなら手紙をさ神様宛てに書いたらいいさ
10
もっと見る
灰色猫
大丈夫もう泣かないと天国の君へと宛てて手紙を書こう
12
もっと見る
滝川昌之
春ならば駅との別れ愛着の学舎社屋の最寄りの駅よ
17
もっと見る
へし切
小さな手 小さなスプーン ヨーグルト 孫のしぐさのすべてが愛ほし
13
もっと見る
半格斎
春の陽は柔らかきにありひらひらと 鄙の湯殿の湯面に搖れる
11
もっと見る
横井 信
ここからはひとりで歩く堤防に緑の芽吹く娘の門出
20
もっと見る
ななかまど
湧くように言葉が生まれ浮きたれば抒情の淵より手練れのごとく
11
もっと見る
へし切
面影に 雛の姿をうつし見て 幾夜に通ふ春の夜の夢
18
もっと見る
音弥
氷雪に眠る屍を乗り越えてアイゼンの音は頂へ続く
11
もっと見る
葛城
名に水は附くとも炎の祭りなる修二會終はらば春もいよいよ
14
もっと見る
名鈴
麗しき 眉を開きて 笑む君と 副ふ上無き この一時よ
14
もっと見る
滝川昌之
「対面で飲みたいです」と子に言われ同じセリフを仏壇に置く
20
もっと見る
へし切
コロナ禍の 五輪に使う金あれば 仕事を失くした人々のために
16
もっと見る
名鈴
放生を 行ぜし者は 功徳にて 水府に遊ぶ 金鯉となるらし
13
もっと見る
へし切
老いぬれば 孫を抱きぬ喜びに 浸れることは命なりけり
12
もっと見る
へし切
近頃は 家電の もの言ふ世にあれば なれば聞きたし君が呼ぶ声
13
もっと見る
横井 信
ひねくれたこころを少しストレッチ家から出ない朝のルーティン
13
もっと見る
ななかまど
十年の異郷の暮らしが壁ならん帰りたくても帰れぬ重さ
14
もっと見る
タイベリアス
旅立ちぬ君に長寿と繁栄を未来は未知のフロンティア
5
もっと見る
[1]
<<
196
|
197
|
198
|
199
|
200
|
201
|
202
|
203
|
204
|
205
|
206
>>
[598]