とはとのお気に入りの歌一覧
石川順一
完全に黄葉して居る藤の木は下に椅子ある憩いの場なり
14
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滝川昌之
着古したニットのようなホッコリを吾に与えし陽だまりスズメ
25
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吉野 鮎
秋篠の川面掠め飛ぶ燕二つすれ違ふ黒き彈丸
10
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石川順一
早朝に停電問題解決し喫茶店行き小倉トースト
17
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へし切
冬空に街は影絵に夕映えて夜の帳は静かに下りる
26
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滝川昌之
冷え込めばまた深み増す冬紅葉 夜中見つめるストーブのように
26
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石川順一
朝の雪後で聞きたり昨日の雪は夕暮れ道路を濡らす
14
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へし切
静かなる夜の帳に包まるる山月望み故郷を思ふ
23
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ふじこ
袖合わず肩も合わない制服に大きくなるよう祈りを込めて
18
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滝川昌之
冬の日は短し古き友に会い思い出語る時のようなり
22
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吉野 鮎
生垣の梔子の白朧たけて紋白蝶は香を散らし舞ふ
11
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石川順一
紅梅を過ぎるスピード早すぎて撮影できぬ口惜しさかな
13
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灰色猫
すっかりと夏に染まった緑色 稲穂を照らす葉月の光
15
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詠み人知らず
七夕の月あかりのみで文を読むいにしえ人を偲ぶ文月
32
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へし切
いちょう並 暮れて黄葉の仄明かり そぼ降る雨に濡れて華やぐ
27
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月虹
そよ風が春を届けに参ります桜ヶ丘でお待ち下さい
128
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横井 信
青い空 赤くなる杉 聳え立つ 冬の日差しを 穏やかに浴び
18
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滝川昌之
男気で三日通えば学生の大盛はタダ問答無用
23
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吉野 鮎
石段を上りゆく先五重塔檜皮の屋根に時重ねつつ
8
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石川順一
座り見て立ち上がり見る花火かな箱をどかせばコオロギが居る
13
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