青き銀椀のお気に入りの歌一覧
名鈴
あな畏 勾玉纏ふ 貴人は 奇しき神気 世に現すよ
12
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舞
知らぬ花 図鑑に探し 枯れるとも 名を書きとどむ 静かな午後に
9
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舞
「夕焼けが綺麗だから見てみよ」と同じこという妻となき母
10
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び わ
お杉ばば息子又八盲愛し武蔵憎しと命を狙う
3
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みのる
溢るるは光の灰よ 静寂の告げなんことに耳傾ける
2
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うすべに
ネオンだけせわしく騒ぐ午後八時静かな街にかすかな汽笛
1
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KEN
雜沓とネオンと中の靜寂に僕の言葉は雨粒のよう
5
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片井俊二
砂浜に静かな夏は訪れて波は連れゆく君の名前を
3
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横井 信
ゆっくりと出て行くバスを見送ってやけに静かな夏の夕暮れ
3
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可不可
こんなにも静かな君は初めてで 何きりだすか 耳ふさぎたい
3
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横井 信
まだつづくきつい残暑の夏バテにそっと並んだ季節の野菜
12
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うすべに
熱帯夜せめて耳だけ涼しくと 窓にもたれて秋の虫聴く
9
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可不可
メーテルの長い睫ふるへて アンタレス ほら 血の涙
5
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みをつくし
月初め月半ばには定まりし 宿りし先の夕餉の赤飯
20
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滝川昌之
繊細と呼べば綺麗なトンガリを俺の長所と見た妻に謝意
16
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ななかまど
脳内にコロナ冠助住まわせて新生活を御守りとせむ
8
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舞
昨日の記憶のようになき母の語るゆく夏引き揚げの船
8
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名鈴
奇を衒ふ 読本ならで 現にて えしもやあらぬ 事ぞ起れる
15
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まった
輕々とあべのハルカス背にのせ慶澤園の龜が笑へり
6
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び わ
吉岡は武蔵に敗れ試合して勝負以前に人道はずれ
3
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