あゆかのお気に入りの歌一覧
灰色猫
廃校のプールで泳ぐ金魚たち色とりどりの子供のように
22
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コタロー
道に落つ餌にもならぬもの咥え雀は今日を生きてをるなり
7
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コタロー
炎晝に車の中で三尺寢日燒けの足が見えるのみなり
5
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KEN
パルドラの 哀しい蝎 星となり 朱色に燃えて 寫す魂影
9
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横井 信
使わないプールで泳ぐ満月をそっと見下ろす廊下を歩く
17
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まぽりん
そと唇を触れなばとけむ薄絹のなかに秘めたる白きやは肌
24
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吉野 鮎
遠花火梅雨寒の夜震はせて小糠のあめに咲かす大輪
19
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滝川昌之
恨めしく沖の雨雲にらみつけ浮き輪も浮かぬ「海の日」の海
20
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灰色猫
風として自由に生きてくださいねいつでも窓は開けておくから
24
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まぽりん
藤波の影を宿せる池の面は緋鯉の背にも花ぞ散りける
33
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横井 信
目覚めれば雨の香りの残る朝さっぱり切った髪に吹く風
15
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灰色猫
洞穴の白き泉に突き刺さる聖なる光のエクスカリバー
19
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恣翁
歓楽のざわめき乗せし浮気風 上野の森を 紅く酔はしむ
17
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KEN
深緑 搾る風吹く 山陰に ひとつふたつと 夕菅の花
17
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コタロー
山ちやんと優さん笑顏の記者會見つばくらめのごと巣作り始む
7
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滝川昌之
存在を消せる資質が大切と司書はいつでも小声で話す
20
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灰色猫
ふかふかの猫バスに乗りばらまこう病を癒やすとうもろこしを
20
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灰色猫
闇に堕ち星を失くしたルシファーは邪を司る魔王となりて
20
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月虹
きっと誰のものにもなれず響きゆく君が歌った絢香「三日月」
70
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灰色猫
バス停に葉っぱの傘が置いてあるきっとトトロが待っていたんだ
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