コタローのお気に入りの歌一覧
舞
虎落笛哭くな木枯らし暮れの空背屈め歩む虚ろな胸に
8
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菜々子
朧げに見えた未来を否定して消えゆく光悶え苦しむ
4
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ななかまど
平凡なことばが樹々におさまって赤や黄色に山染まりゆく
8
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ななかまど
葉を落とす木から順に冬となる青が寂しい晩秋の空
12
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ななかまど
白鳥の胸より生まれる湖波を岸とどくまで見つめておりぬ
11
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ななかまど
すりガラス通すひかりにそろり蝿好きなように生きて終われよ
10
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ななかまど
吾のまえ横ぎる人の数あまた選りに選って共に歩く妻
11
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芳立
われもまたねぢれた町に捕へられ鬼をぞ産みし少年のころ
2
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芳立
雨ひとよふりゆくころは花の世を夢にも見ぬか桜もみぢ葉
7
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芳立
浄土よりなほ説きたまふまた聞かむ日もと過ぐしし愚かなる身に
1
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芳立
街の葉はただひと筆の色ひきて北より雪の声ぞ聞こゆる
6
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芳立
世の風をかれて横たふくさまくら夕べに冬の足音ぞする
6
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車男
あまりにも段取り悪き職員も大卒なれば給与は高し
5
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車男
窓の外にドクターイエロー見てはしゃぐ鎧のごとき装具かぶりて
7
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車男
「インドでの新幹線を造ってる」弟を言うときの秘かな憂鬱
4
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車男
怒鳴られて畳を転げ逃げ回る夢から覚めてまだ夜は明けず
6
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車男
ウマオイが胸にとまりて戻り来し我が車椅子を人は逃げ行く
5
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只野ハル
水底のプールのタイル揺らめいて浴女その一思い出される
9
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只野ハル
ブレンドと思いつつ食む炊き立ての複数原料米それなりに
9
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灰色猫
好きだから私を見てって教室ではしゃぐあなたへモールス通信
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