コタローのお気に入りの歌一覧
夢士
とんとんと肩たたく手に振り向けば「落としましたよ」と皮の手袋
9
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夢士
今ここで「落としましたよ」と恥ずかし気小走りで去る少女に感謝
11
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夢士
松過ぎて二人の夕餉皿二つテレビの音のやけに大きく
12
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夢士
残り酒空けて夜歩き初霞点滅信号ぼやけて見ゆる
12
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夢士
鵯の来て万両残し千両の赤き実食らふ冬枯れの庭
18
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KEN
雪の如 清くもなれず 雨の如 流せもせずに 霙に濡れる
13
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KEN
にわたづみ 樋の流れに 目覺むれば 夢に同じの 今朝のあはゆき
11
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KEN
なにゆゑに 春とうそぶき 影散らす 冬月おぼろ 梅が枝の奥
14
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千映
枯れかけた男の顔に色気ある錠さん爺の魅力残して
9
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横井 信
思い切り自由なときを過ごせればいいねと願うふたりの散歩
13
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横井 信
ひび割れた桜の幹に手を添えて振り返り待つ君の足音
16
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横井 信
締め切った窓を開ければ冷えた風 空へと昇る大きなけむり
12
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横井 信
ぬくぬくの布団の中で夢うつつ めいそうしてるこころをのぞく
14
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横井 信
ため息のかけらを集めにじんでる曇りガラスの向こうのひかり
20
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千映
笹の柄湯飲みに愛のお茶注ぐ想い出だけが残る青春
8
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千映
酒の宴正座が出来ぬ人増えて畳の座敷に椅子の不調和
9
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千映
この国は四季がはっきりしてたという過去形になるか気になる未来
13
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千映
雪がなく三人寄れば心配で春の田の水どうなるのかと
17
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千映
前向きに生きようとする眼前に認認介護のあり得る我が家
5
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恣翁
城址に立ち 碑を あかあかと染むる夕陽を 望みたりけり
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