詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
この里に あるは楽しみたきが故 思ひ悩むは現で十分
14
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詠み人知らず
声と面ゆ情報ありて酌まれけり 行間読めぬ頭ぞ悲しき
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詠み人知らず
意を酌めで傷付けて猶 意を酌めず 蛻く能はぬ自己嫌悪の殻
10
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詠み人知らず
明け闇にコトンと配達の音ひびき 洗面にとる水の冷たさ
15
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灰色猫
旅立ちの汽笛になりますメッセージボトルを開けてしまったのなら
15
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灰色猫
まどろみはまどろみとして消えてゆく眠れぬ夜の時の音のなか
17
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灰色猫
あの雲が流れる前にゆきましょう厳しさをます冬空のした
17
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灰色猫
幸福な暮らしのなかで泣く君の温もりでしょうかこの淡雪は
19
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灰色猫
無人島もっていきたい一首ならあなたはどんな歌にしますか
17
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己利善慮鬼
丘の上に始発電車の灯が停まり君待たず空は白み始める
5
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紫草
太ももに指を挟んで温める私はわたしを守ってゆける
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更紗
冬に耐え春咲く花であるよりも冬にこそ咲く花でありたい
11
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吉野 鮎
この年の總括はじまり寒さます知らぬ存ぜぬ知りたくもなし
8
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千映
ロマンティック歌詠むあなた胸の中愛の文字だけ取り込んでいた
11
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吉野 鮎
空氣讀み忖度もして叮嚀な説明とふをきく師走の溜息
11
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葱りんと
お仕事は 毎日同じを 繰り返し たまにヤになる それもサイクル
10
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横井 信
音もなく 顔さえ見えぬ 集まりも 言葉は響き 輝き放つ
17
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葱りんと
変わったと 言われて自分を 顧みる 自分じゃ分からん 進化としとこう
11
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葱りんと
「可愛いね、イチャイチャしない」冷たいな 愛想笑いも ニャイんだニャンて
9
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夢士
雲切れて煌と照る月冴え冴えと世の善と悪照らしをるらむ
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