詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
つばくらめ初めて見たと思う時カラスは音無く駐車場に居る
14
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石川順一
充電が尽きる悲哀を味わえば空には少し雨雲があり
15
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石川順一
稲葉聴き稲葉聴いて居る今日も四日全てが稲葉祭りに
10
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石川順一
上を飛ぶ蜂が気に成り声を出す不安の語彙が空気震わす
12
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木タロー
いい人はどうでもいい人言うやんか「そんなことない」どうでもいい嘘
8
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恣翁
葉を食らふ虫になりなむ 血潮まで 碧に染むがに 緑滴る
20
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コーヤ
子供への夢込められた大凧は元気いっぱい天空駆ける
20
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コーヤ
子を祝う笑顔の上を大凧は夢、希望乗せ天空駆ける
21
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松本直哉
行く春の夕べの窓に横笛の音階練習上りては下る
10
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木タロー
熟れきったイチゴを頬ばるあの人の美味しいという熟れたくちびる
12
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滝川昌之
「そういえば、みどりの日だね」 と雑草を庭で抜きつつ二人で笑う
36
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ガイトさん
お湯沸かすやかんのようにキューキューと必死になって何かやりたい
11
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千映
友宛ての葉書今日には届くはず相変わらずのジャジャ馬ですが
10
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千映
鈴蘭の今朝見つけたり花蕾「きたきたきた」とこころで三度
17
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千映
薫風を感じ玄関しつらえも硝子ぐい吞み並べ愉しむ
14
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詠み人知らず
卒業し四半世紀を経て君は 変化を見せず 演る道化師よ
26
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新座の迷い人
久々に 妻と歩いた 散歩道 名も知らぬ花 咲きほこりにけり
15
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千映
じゃじゃ馬も細書文字で女する「落差がいいね」惚れるなあなた
12
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恣翁
行き先に 憧れ抱き 斑蝥の案内する道 いざ出発たむ
18
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舞
さみだれの滴る墓石濡れてゆく刻まれし名を呼ぶも虚しく
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