詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
九條千鶴
夜は何故寂しそうにするのだろう星屑たちが涙のようだ
8
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緑川夜枝
きみといる時間はいつも一瞬で 時計の針がとてもなめらか
4
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石川順一
おおサッコ、ヴァンゼッティーも居るのかも移民冤罪事件は今も
8
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澄舟
「蛍なすほのかに古りし」 蛍なす は、ほのかに に、かかる枕詞よ
8
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滝川昌之
繰り返し子供の食事の段取りを気にせず行けよ同窓会へ
26
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コタロー
公園にバスケットゴール一つあり朝日昇りて光のシュート
7
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コタロー
朝ぼらけ神社で會ひぬ野良猫も我の次にて何かお參り
12
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石川順一
暖房を消して行くのが喫茶店どこに行くのか分からないまま
12
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inosann
「崖っぷち」に立った外交で迫られて平和な国は慌てふためく
22
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只野ハル
久々に書店に行けばこれを読まねば後悔するぞ攻撃に遭う
11
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澄舟
悪役は舞台を降りてぷちぷちとバラの棘折る短い爪で
15
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夢士
居酒屋の窓とふ窓やどの店もブルーの波の海の中かな
13
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ななかまど
八百万の神が集いし霜月の出雲の国は蕎麦がもてなす
14
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祈り花
着ぬままに季節を送る洋服の行く末思ふ老い行く日々に
13
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煩悩
灼熱をヘビーオンスのTシャツで歩けばクリスマスはもう絶望なのです
6
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恣翁
初冬の 陽の当たりたる壁の上に 残りし蠅の 眼に留まりけり
20
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詠み人知らず
雪の花 溶け消えるのは定めとて 誰にもしられず 静かにただ逝く
6
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大麦
いつまでも慣れぬ夕のひとり飯遺影の笑顔に愚痴ってもみる
11
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詠み人知らず
女の子 素敵な全てで出来ている それじゃあ私は 甘納豆か
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志万
胎に根を張り拡げ握り潰せ私の命を栄養にして
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