詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
昇華せる慕情の化石 泡となり 暗き水底より湧き上ぐる
16
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コーヤ
緋色に燃えるつつじと触れ合えば熱き想いの春の日浮かぶ
20
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詠み人知らず
楽譜からこぼれた音符は 空に舞い 優しく哀しいカノンと響く
17
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舞
時経るにまかせて老いしひとの身の夢顧みる夜の酒苦く
8
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まあさ
コーヒーの 香を手にふと 窓に目を やればツツジが 朝日を弾く
18
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コーヤ
瓶に挿す野辺の花々匂う香を触れ合い和む夜のひと時
18
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石川順一
飛花落花葉桜となり存在の軽重を問うハナミズキかな
14
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石川順一
階段は雪で覆われ足跡と松の葉が落ち鳥居の立てり
24
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灰色猫
失ったあなたは月で無常にも私の涙をまた輝かす
21
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林林
「ママ一緒に寝よう」とはもう言わなくて三月二十日は一人寝記念日
25
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詠み人知らず
翼なら 折りたたみ背に持っている 自由な空へ放たれる夢
19
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コーヤ
賑わうも花散り去れば静かなり青葉茂ゆく音がほのかに
19
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滝川昌之
竹林で上手になったウグイスに風葉ゆらして拍手喝采
21
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舞
あの上に乗れるかと問う幼子になんと答えん春花筏
14
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灰色猫
命という器が脆く砕けては大事な叡智が零れてしまう
18
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詠み人知らず
スキップしつ かけ足になっつ 転がりつ 蓮華摘み摘み 戯る子猿
12
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月虹
たんぽぽの短く伸びた足元に黄色い春が優しく揺れる
127
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舞
冬の間をいのち撓めつひと時に木々萌え出でる春になるかも
16
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詠み人知らず
梅が枝に 何処より来て鳴く鳥の 声聞くときぞ 春は嬉しき
16
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詠み人知らず
茜空 花芽に遠き桜木に 凭れ語れば 胸に花咲く
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