詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
白無垢で揺れて舞いするタチアオイ天へ天へと咲き登りたり
28
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夢士
梅雨晴れの空に向かひて飛立ちぬ生きながられし鵯に乾杯
24
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詠み人知らず
いっしゅんに庭を真白に染めてゆく夏椿とはせっかちなるや
35
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秋日好
熱波過ぎ今日は何処も秋冷の趣かもす 釘打つ隣
22
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秋日好
負うことを堪え忍べないと泣かないでひとりの君を憂う眼差し
18
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inosann
梅雨の晴れ間一艘の漁船岸沿いに波を切り裂き航跡たて行く
22
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inosann
人知れず抱き続けし拘りという檻の中 吾は囚人
25
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ながさき
妻とゆく ドライブ・ランチ 週一の ささやか癒し 楽しからずや
35
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滝川昌之
就職を決めた息子と酌み交わす いつ覚えたか酌間と相槌
28
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へし切
戦から幾年たつも忘れじの平和の礎に刻む人の名
28
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へし切
雑草の根性みたり道の端に生えも生えたり舗装の割れ目
26
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詠み人知らず
藍色のカップに香れる珈琲と雨音だけを楽しみており
25
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石川順一
空白のページで光源氏死す高校時代衝撃でした
12
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あゆか
移植した栗がしっかり根を張って雨をためこむ ああ六月だ
15
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あゆか
草の実とアユにヤマメの帰り道しばらく飼うと食べられないの
12
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あゆか
サークルのビラがおいらを避けていく駅前のチラシは追いかける
13
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中野美雄
撫子の薄紅の花咲きにけり愛でて植ゑにしきみはゐなくに
14
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野々花
哀しくはないのでしょうか雨に濡れ遠くをみてる黄色いキリン
25
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松本直哉
夏衣たつたの川のせせらぎのほとりに立てる白妙の鷺
9
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詠み人知らず
ばっさりと富民ファースト斬り捨てて 平等とやら 見せてくれよし
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