詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
東風吹いて放置していた妻の手を荒れは癒えたか引き寄せて見る
18
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inosann
会員証さがす馴染みのカラオケ店 妻の手元を「じっ」と見ている
22
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まあさ
迷いなど 微塵もないと いうように 冷たい風を きってゆく鳥
28
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詠み人知らず
花冷えて小鳥らまるまる陽だまりの春とうからず野辺を歩みぬ
29
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恣翁
シテのごと 廊下ゆく女の足捌き 白き鯉二尾 瀬を泳ぐめり
13
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ながさき
一切を 悠然として 見極めて 富士の如くに 大山と成れ
33
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ながさき
山桜 厳冬超へて 咲きそむる 今こそ咲かむ 歓喜に満ちて
34
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まあさ
山に咲く 黄花のような 明るさで おはようと言う ふわふわタオル
17
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夢士
旅に在り出会ひしラベル「遊天」や地酒を愛す棟方志功
16
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ながさき
弟子となり 師匠となるも 宿習か 過去が積もりて 現在となる
23
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藍子
朝剥がす日捲りにある教訓を生かすこと無く一日終わる
16
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千映
コートなし歩ける今日はルンルンと真っ赤な靴も軽く感じる
15
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秋日好
「好み」だと言い寄るひともいないから秋の日に向け儚くなるよ
14
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秋日好
花吹雪流れに小枝差し掛けて「いちもーだじんにする」と笑った
15
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滝川昌之
卒業で 先生・生徒はノーサイド 互い讃えて思い出とする
19
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なかしぃ卿
幽かなる命の炎燃え尽きる前にやりたきことやりつくせ
7
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なかしぃ卿
徒に頁めくりし百科事典開きて見ゆる未知なる世界
7
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詠み人知らず
思ひやる本音の助言 身に刺さり 子猿の内の鬼 目覺めけり
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詠み人知らず
爽やかに 啄ばむようなキスひとつ 夜までお別れ 淋しさ我慢
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inosann
マスク人かぞえる吾もマスクかけ春のおとずれ花粉で知るなり
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