詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
締切は厳粛なるもの摩訶不思議正午の呪文が我を切り裂く
11
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石川順一
熱心に選句の過去歴読んで居る六月の季語梅雨の始まり
15
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石川順一
大雨の予感を控えカラオケのうわさ話に花々が咲く
15
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コーヤ
夕暮れに背を向け萎むガザニアは悲しみこらえ最後の笑みを
15
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コーヤ
朝、朝に景色の変わり清しくて花が織る色夏の輝き
20
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藍子
親友と呼ばれた頃が懐かしいそれが今では音信不通
19
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紫草
さすらいの旅人だってこんな夜は、梅酒くらって早寝をすなり
17
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雪柊
やわらかい光を浴びる聖母像小さき手合わせ祈り捧げる
23
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千映
独り言母言いながら針仕事経験活きる認知どこかへ
17
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inosann
人憎む己を責めて沈む時「誰だってそうよ」と妻は言うなり
21
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沙久
小さき手お祈りをするその先が幸ある未来でありますように
17
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沙久
生きるのをもうやめるなんて言わないよ「命の強さ」知り得たからね
24
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安井シンゴ
男衆祭の準備の準備せし待ちわびた空高き雲あり
9
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あゆか
烏骨鶏抱いた卵のあたたかさ卵かけご飯は諦める
14
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あゆか
老夫婦よそのケンカに頷いて歩き疲れたふりをして聞く
12
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あゆか
「白ちゃん」と母に呼ばれた弟はハンサム・ベビー われは真っ赤じゃ
11
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あゆか
「ごめんね」を香る地酒に伝えさせ自慢話を聞いてあげよう
17
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滝川昌之
街なかで醜いマナーの燃えカスが無惨に盛られた未熟なモラル
19
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へし切
思ふとも恋ふとも避らぬ別れかな逢ふべき由のなきが悲しき
28
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詠み人知らず
豊かなる髪と気力と筋力は 神が呉れたか カネの代わりに
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