詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
バランスが狂った心で詠む歌はやっぱり狂っているのだろうか
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恣翁
夜深く 花な睡りそ 海棠の紅の装ひ 燭に照らさむ
21
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灰色猫
病床のメトロノームが刻みゆく時の流れはまどろみに消ゆ
28
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恣翁
蘇生するごとく 卯月の朝の気を 胸一杯に吸ひて出かけむ
23
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みろく
戦場で南洋桜と名付けらる春無き国の火焔樹の春
25
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恣翁
教室の窓近く咲く 濃き八重の 花影 君の顔に映れり
23
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滝川昌之
立ち止まり ピカピカたちの 入学へ 時を合わせる やさしい桜
23
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滝川昌之
春雨と よんで濡れるは 冷たくて 傘の下から ツボミ見上げる
21
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滝川昌之
それぞれの通勤で見る花や木の春の進みを妻と語らう
20
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灰色猫
命あることが恵みと言うのなら飢えも病も打ち消し給え
17
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灰色猫
壮麗な銀河を宿す球状の宝珠は猫の首輪に光り
14
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恣翁
春雨の 砂塵を洗ひ 楊の木陰の轍 深くなるらむ
18
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沙久
言葉だけじゃ埋められないから僕達は歌にしているのかもしれないね
16
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恣翁
春の日は 桃の蕾の色深め 斜めに射せり 法起寺の塔
22
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滝川昌之
たしかめず無理やり取った君の手がチカラ抜いても離れずに在る
19
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恣翁
軽やかな空気を揺らし 娘らの 猫の戯るがに 花を摘みたり
25
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灰色猫
流麗に筆で記され文字となりわたしの悲哀は鬼籍へ入る
18
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灰色猫
少年の瞳が恋した渚へと野性の残り火探しに行こう
14
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滝川昌之
今開け大海めざす近代化坂キツイぜよぉー亀山社中
17
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滝川昌之
癒えることなき悲しみと対峙する人と町に来い涙なき春
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