詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
闇に慣れし眼に眩しき日が射せば緑の風に深く呼吸せり
14
もっと見る
舞
子供らの駆けてゆく背を眺めつつ一歩一歩と雪鳴りを踏み
10
もっと見る
桜田 武
「また一つ」同じ思いの誕生日古希になる今年恐れも抱く
8
もっと見る
月虹
散歩用とお出掛け用のスニーカー今年ダンス用を買いぬ
50
もっと見る
詠み人知らず
情報の恩恵知らぬ弱者など切り捨て前へ走ってくペン
11
もっと見る
木田春太
いまここがいちばんいごこちのいいところ便所の個室にしゃがんで唄う
8
もっと見る
藍子
人生の先輩たちとのお付き合い有り難くもあり迷惑でもあり
12
もっと見る
むーむ
好きじゃないなんて最近知ったけど嫌いたくない依存してたい
4
もっと見る
灰色猫
叶うもの叶わないもの追い求め欲望渦巻くゴールドラッシュ
14
もっと見る
みやこうまし
バイク乗り時を稼いで今日あれど老いて乗れなくなるを恐れる
10
もっと見る
洩矢転石
駆け出して「ゆきだ、ゆきだ」と言うきみの声に被せて「すきだ」と言った
17
もっと見る
大麦
ほんのりと酔いにまかせて歌を詠む下手な歌でも詠むの楽しい
11
もっと見る
大麦
一人でも独りじゃないと嘯いて遺影の笑顔にあっかんべーと
6
もっと見る
大麦
巣立ちたる子らの幸せ願う日々母は何時でも君の味方よ
10
もっと見る
横井 信
寒さます 駅のホームで 動かない 開いたままの 電車の扉
13
もっと見る
横井 信
青空に 煙のように 雲が立つ 雪の気配とテレビは語る
9
もっと見る
へし切
さびしさは心のそらに満ちるらし露ぞかはかぬひとり寝の床
24
もっと見る
滝川昌之
寒いほど甘み増してく根菜は親の思いだ咲け春の花
22
もっと見る
夢士
丹沢の連山映ゆる朝の陽や並ぶバス停はく息白し
15
もっと見る
夢士
雪解けや冬の陽だまり仏の座可憐に咲きて春を呼び寄す
15
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[235]