詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
愚と楽
道端にテブクロひとつ落ちていて 片割れも今 引退の危機
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詠み人知らず
現実の波から逃げて 隠れても 逃げきれないし すぐに見付かる
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新座の迷い人
訪なへば 嬉し顔にて 問いかけし 叔父の笑顔の 今は恋しき
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みやこうまし
老いくればなおさら気になる顔の相 日に何回も鏡を覗く
8
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岡宗春
降りつもる夢の欠片を数えみてとおく汽笛のこころ切なく
8
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岡宗春
かたちある君の笑顏の奧そこに届く言の葉探さなければ
11
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新座の迷い人
写真見て 妻の笑顔が 懐かしく 今は答えず 悲しくなりぬ
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明星
どんな歌良いのか未だ分からずに歌ひ續ける氣の向くままに
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び わ
切り干しの芋を取り込み口にするじわっとにじむ家内の味が
8
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吉野 鮎
末黒野の若草山をけむらせて一日のあめや 春のさきがけ
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ななかまど
しょうが湯を飲ませてくれた母のこえかぜ癒えたかと夢のはしにて
8
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千映
鰤大根寒さの中にほっこりと突っつく箸も楽しげ動く
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横井 信
今日はもう のんびりしよう 風強く 木々の梢が 大きく揺れて
14
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へし切
ごめんねと言わせてごめん 思いやり それが優しさなんだと思う
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滝川昌之
街中に咲きだす梅を羨めば狭庭まだかと東風待ち望む
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石川順一
赤枠のカギは玄関開けるもの無色のカギで木戸口開ける
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石川順一
ミカン科の柑橘類は精油ありバラ精油などは高額すぎる
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秋日好
狐像古木の椀に鎮座させ御神籤背負う「つくもん」の護符
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へし切
何となく昨日とおなじ今日は暮れ朝夕べの老いの日々かな
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愚と楽
見えたなら襟を正すか暴れるか 残り時間という砂時計
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