金木犀のお気に入りの歌一覧
野々花
想い出の中に息づく悲しみは空しいだけのノートの余白
18
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詠み人知らず
汎愛も ひとりを深う 愛でられじ 身を思ふゆゑに もの思ふ身は
15
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詠み人知らず
めんそーれ 琉球独自の史語る 王国栄華の中心 首里城
15
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灰色猫
強くあり弱くあること大切な守るべきもの失くさぬように
16
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中野美雄
うす闇を這ひくるしろき靄のそこにほたるぶくろの耀ふ曉
11
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滝川昌之
葉洩れ日に癒されスウッと微睡めば君の日傘にいる夢をみる
30
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石川順一
階段に落葉舞ひつつ上目指す常緑樹にも太陽は照り
14
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石川順一
大福はよもぎの力粒あんで「ジャンボ」「国産」などを売りにし
16
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千映
町内に鳴るサイレンの止まる家耳そばだてて「どのあたりかな」
13
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沙久
世界へと放つ貴女のその想いこの胸にフワリ届いています
15
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nmbakfm
何も彼も上手く行かざり憂ふのは神の與へし罰だとぞ思ふ
4
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中野美雄
桑の上に輝く月を仰ぎつつ泥田の蛙 聲になくらむ
12
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灰色猫
灰猫は時に野良へと帰りたく月夜のブランコ揺らしたりする
22
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灰色猫
両の手で息を潜めて生命の芽生える音に耳を済ませる
22
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詠み人知らず
見つむれば 漆黒の瞳の奥深く 揺るる理性の欠片 映れり
27
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舞
いつ頃かひと恋初めし苦しさにこんな我にも寝れぬ夜のある
11
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秋日好
朝撒いた肥料の匂いが消えてない髪を綺麗と若者は言う
18
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まあさ
束の間の 梅雨の中休みを謳歌 する鳥たちの さえずりを聴く
17
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秋日好
遠路より二組の弟夫婦来て病棟歩き談笑した父
22
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夢士
陽の差して囀ずりまじか日曜日友と集ふは午後の約束
22
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