金木犀のお気に入りの歌一覧
関山里桜
模試ごとに本意ともわかぬ志望校書くに我が春また一つ過ぐ
12
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関山里桜
西空は雲にとざされ裏道に濃ゆく煮詰めた醤油の匂い
12
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秋日好
言の葉を繋ぎ合せてたちあがるきみの姿に揺らぎはなくて
28
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inosann
巴川の川面にうつる夕焼けが波に切られて煌きにかわる
33
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まあさ
雨音を 聞きつつコーヒー 淹れながら 今日なにしようか 考える朝
26
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新座の迷い人
嬉しやな トマトの苗に 実を付けて 熟れるを待ちて 妻に食べさせむ
19
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むらさか
何も無き日々折々にわきいづる君の名残をいかにとやせん
16
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石川順一
月涼し青葉眩しく藻の花の水門川にレプリカの舟
18
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沙久
優しさをもらった私は「これから」にどんな優しさ返せるだろう
26
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詠み人知らず
紫陽花の雨にうたれし軒ばたで蛙我が世を楽しみており
38
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へし切
あぢさゐの花のよひらの映ろひに夏の宵居は月もすみけり
29
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恣翁
樹冠より洩るる月影 幹伝ひ 地上に 清けく零れ落ちけり
18
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石川順一
アマリリス遂に三つの花開き庭の王者と認識される
17
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nmbakfm
疲れたら寝ればいいよと友は言う寝ないと言うより寝れないけれど
7
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灰色猫
晴れ渡る雲ひとつ無き蒼穹が物悲しくて虹を生み出す
18
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灰色猫
恋をする事が狂気であるのなら私はもっと狂ってやろう
18
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灰色猫
近づけば近づくほどに傷ついて僕ら互いを求め咲く薔薇
27
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秋日好
雨樋の壊れたとこから断続の雫降る降る雷雨の直後
16
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野々花
移り行く季節の中で微笑めば五月雨さえも優しく匂う
21
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舞
散る花を愛でるごとくに濡らしゆく音無く降りし雨のひと夜は
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