金木犀のお気に入りの歌一覧
夢士
半世紀経ちて友垣集わむと忘れし顔に手分け通信
22
もっと見る
コーヤ
愛らしく微笑む花と語らえる時を愉しむ朝のウオーク
19
もっと見る
恣翁
寝言をし独り言つがに 河骨は 葉を艶めかせ 夢見たるかも
17
もっと見る
中野美雄
あし原の さやげど聞こゆるはきみの声 独り逝かしめし我にしあれば
9
もっと見る
朔夜
かんたんに一たす一は二にならぬ小数点以下のべつ数列
8
もっと見る
藤久崇
おしきかな 小花も咲ける 胡荽草 摘まずてままに 観まほしきものを
19
もっと見る
詠み人知らず
目尻には気立ての分かる皺があり AからZ 穏やかな人
23
もっと見る
沙久
見返りを求めないなぞウソっぱち青い手紙を貴方へ託す
27
もっと見る
芳立
鳴る神のおとがひ伝ふひとしづく雨がやむまでこのままでいい
8
もっと見る
千映
派手派手の服着て街に出る時はピエロになって見る目が変わる
13
もっと見る
沙久
以前見たTシャツと白いYシャツにいつものバングルした君がいた
19
もっと見る
あゆか
「恋愛をしないお前が短歌かよ」われはもののふ命を詠まん
23
もっと見る
沙久
ここからを「始まり」にしていいんじゃない?嘆く自分に喝入れてみる
23
もっと見る
あゆか
かあちゃんの腕のあせもは赤ちゃんのおいらを抱いた形をしてる
10
もっと見る
天鳥
鯉のぼり風に吹かれて舞い踊る自由に泳ぐ龍を夢見て
7
もっと見る
美津村
雷雨去り雨垂れの音間どほくなる庭に鈴虫鳴き始めたり
8
もっと見る
美津村
朝風に葦群なびく川原を横切る燕は物くはへゐつ
7
もっと見る
関山里桜
月鉾の下にてふたり提灯の連ぬる奥へ消えましものを
13
もっと見る
詠み人知らず
あと何度 箸を取るのか数えれば ジャンクフードは 視野から除外
25
もっと見る
千映
認知症患う母は今日も又性むき出して化粧する
15
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[142]