吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
夢士
スーツ着て踊る人みる数多の目冷たく笑ふその目見る吾の眼
13
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うすべに
夕立にべんがら格子の色も濃く うつろの蝉が水に流れる
11
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家鴨あさ子
意味なんて持たずに生きてきたけれど今抱いている全ての意味を
10
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へし切
君のこと想ひうかべて書いてます 届く宛てなき 黄泉への文
17
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KEN
白骨は あなめ あなめと 泣きにけむ 風に萱の穗 山陰の野邊
15
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夕夏
にほんじんすまぬいなかのがいじんもとかいをめざすうみわたりきて
4
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萱斎院
闇もなほ過ぎしあなたをながむれば 燈籠たゆたふ憂き世のままに
5
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へし切
お名前は?何歳ですか? 爺に問ふ 久方ぶりの稚き顔
13
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行宮偏(仮之名)
雲ゆ陽ゆ 後退翼が滑りなん 音も届けで どこゆくどこへ
11
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詠み人知らず
奥出雲の夏の終わりを告げて咲くつましく白き山ゆり凛と
16
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源 卿景
月隠る夜空の奥のおぼろには我のゆくてを照らす星あり
5
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び わ
切迫し精魂尽くし結果出すいがいに吾もやれば出来るか
7
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舞
傀儡子らの競いて舞えるひとの世のだれが操る傀儡子の吾れを
6
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松本直哉
きらきらとかけらかがやくかたまりの氷のこにて挽ききりゆけば
7
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詠み人知らず
盆帰省に皆の息災安堵せり母嬉しげに西瓜切り始む
13
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KEN
かうべ無き ほとけの胸に あきあかね 瓔珞の如 うかれめの塚
13
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滝川昌之
パティシエがホールケーキを塗るように野分がつけた浜の風紋
16
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行中納言中将知師
夜に会ひて覚むれば一人ただの夢 恋ごころとは夢かまことか
8
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舞
恋初めし日に戻りたく夜衣をいにしえ人のうたを頼りに
7
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コタロー
熱戰の續く猛暑の甲子園大樹を搖らし蝉も鳴くなり
6
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